


恐怖度 ★★★★
グロ度 ★★★★
「教室自爆クラブ」のあらすじとネタバレ!
中学1年の不登校児が教室で起こした爆破事件から3年。当時の教室に、生き残った7人が集まった。その中の一人、新堂拓巳の「この中に、犯人に爆弾を渡した者がいる」という発言をきっかけに、共犯者探しが始まった。同じ頃、都内の私立高校に一人の女子生徒が登校してきた。「みんな、私と一緒に死んでもらう」彼女の体には爆弾がびっしり巻き付いていた……教室を恐怖に突き落とす、いじめを受けた生徒による爆弾テロの連鎖!
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「教室自爆クラブ」のあらすじ
3年前の12月にある事件が起こる。
それは城岩中学の期末テストの日だった。
1学期の途中からずっと不登校だった、中越 聖(なかごし ひじり)がなぜか登校して来たのだ。
中越が不登校になった理由、それはクラスの不良からイジメられていたからだった。
中越はイスに座ると、カバンの中のスイッチをスッと取り出す。
そして一切ためらわずにそのスイッチを押したのだ。
その瞬間、
ドッカァァァーン
激しい爆発音とともに教室のあらゆるものがはじけ飛ぶ!
城岩中学1年3組、生徒数は34名。
しかし生存できた生徒は、たった7名だった…
いじめを受けていた中越 聖の計画的犯行で、後に「城岩中学校爆破事件」と呼ばれることに。
しかしこの時まで誰も知らなかった。
この事件が…始まりだったことを…
「教室自爆クラブ」のネタバレ
あの爆破事件から3年、城岩中学1年3組に生き残った7人が集まります。
これを計画して、全員に手紙を送ったのは主人公の新堂 拓己(しんどう たくみ)でした。
教室に集まっていた人物は拓己の他に、
- 永田 かえで (ながた かえで)
- 土井 義彦 (どい よしひこ)
- 朝倉 日菜 (あさくら ひな)
- 森川 航平 (もりかわ こうへい)
- 山口 水絵 (やまぐち みずえ)
- 中江 慎一 (なかえ しんいち)
拓己を含め、この7人が生き残ったクラスメートです。
6人が当時のクラス1年3組に集まると、最後に拓己が現れて、
拓己「みんな久しぶりだな、元気してた?」
と声をかけます。
拓己「3年ぶりだよね」
拓己「永田さんは綺麗になったな」
そう言うと、永田かえでは、
永田「ふざけないで」
永田「腕…慣れた?」
と拓己に聞きます。
拓己は「うん…」と答えると、左手を外して机の上に置きます。
拓己の左腕は義手だったのです。
それを見た永田は、左目を外して机に置きます。
永田の左目は義眼でした。
それを見た他の連中も真似をして、身体の一部を外して机に並べていくのです。
土井は左手を、中江はイスに座りズボンをまくると、左足を外して机に並べます。
それを見た森川は、
森川「やらなきゃなんない雰囲気だな」
と言いながら左手の薬指と小指を外し、
山口は右足を外して机に並べます。
朝倉はそれを見ながら、
朝倉「ごめん、あたしはムリかな腎臓だから」
と言います。
生き残ったクラスメート全員が体の一部を損傷してしまっていたのです。
拓己の目的とは
土井は拓己に聞きます。
土井「それで今日は何の用事なんだ?俺らを呼び出した理由を…」
その言葉に拓己は答えます。それをまとめると、
- この3年間、個人的にあの事件のことをずっと調べていた。
- 警察ではないから調査と言っても限界はある。
- 被害者という立場のおかげで警察以上に踏み込んだ情報を手えられることもあった
- そして一つの結論に達した
この中に3年前のあの日、中越 聖に爆弾を渡した人間がいる
そう全員に言い切ったのです!
その言葉を聞いた他の連中は、
中江「何の証拠があってそんなことを言うんだ!?」
森川「俺たちは被害者なんだぞ」
と拓己に詰め寄ります。
その言葉を聞いた拓己は、
拓己「たしかに被害者だな」
拓己「だが疑われないために被害者のフリをしているとしたら?」
拓己「これから証明してやるよ、この3年間僕が調べたことを…」
そう言うと当時の座っていた席に全員を座らせ、拓己は説明を始めます。
それをまとめると、
- 生存者は中越 聖から離れた席に座っていた。
- 席替えは毎学期するのが城岩中学の習慣だったのに、あの年は2学期になっても席替えは行われなかった。
- それは中越が二学期から戻ってくるから。
- そのことを担任は家庭訪問で聞いたと言っていたが、実際担任は中越に会っていなかった
- しかしなぜ担任は中越が二学期から登校してくると知っていたのか?
- それは中越と連絡できるXと担任が連絡を取っていたと考えられる
そして拓己はそれぞれの犯行に至る理由を語っていくのです。
まず森川は、1学期の中間テストの試験用紙を盗んだことがあり、それを同じクラスメートの山崎に脅されていたのでした。
次々に拓己は話していきます。
土井はクラスメートの青木と付き合っており、青木のお腹の中には土井と青木の赤ちゃんがいたのでした。土井は青木堕ろすように説得したものの彼女はそれを拒んだのでした。
朝倉は中学一年の時援助交際をしていました。それをクラスメートに脅されていたことが公になったのに、脅していた二人は軽い処罰だけですんでおり、そのことを恨んでいたのです。
山口は中学一年のときに母親の交際相手にレイプされ、その話がもれてクラスで噂になりました。しかもそのレイプ相手は米兵の倉庫の管理をしており、爆薬の入手も可能だったと推測できました。
永田は奥さんと子供のいる担任の谷村と不倫関係にありました。担任の谷村が別れを切り出したときに永田はそれを拒んで状況は複雑になっていたのです。
中江は中越が登校拒否になったとたん、同じ小学校の中越の代わりとしてイジメられるようになっていました。
拓己は全員に中越を利用して、爆発テロを主導した可能性があると指摘したのです。
土井は拓己の言葉を聞くと、
土井「残念だよ拓己、俺は帰る」
土井「共犯者探しはお前たちでやれ」
そういって教室から出ようと、ドアを開けると…
ブチッ
と何かのピンが抜かれたのです。そして、
ドン
巨大な爆発音と同時に土井の身体は粉々に引き裂かれ飛び散ります。
拓己「ど…土井!」
拓己は土井に近寄ると、細かくちぎれた土井の破片を見つめながらカバンから何かを取り出します。
拓己「今後この教室から誰も出られない」
拓己「共犯者が判明するまで…」
拓己の取り出したもの、それは爆弾だったのです…
同時刻・東京のとある私立高校では
拓己たちが犯人を捜している同時刻、東京のとある私立高校のあるクラスでは、
芹沢「みんな私と一緒に死んでもらう」
クラスメートにいじめられていた芹沢(女子)は全員の前に立ち言います。芹沢が持つ爆弾を本物だと信じないクラスの女子は、
女「芹沢さん、かっこいいね!」
女「ぜひ爆発させてね」
と芹沢を茶化します。
そんなクラスメートの声を聞いた芹沢は、爆弾を1個取り出すと、そのピンを抜いて窓から投げ捨てるのです。
すると1階から
ズバーン!
という音とともに、地面がめくれ上がるほど爆破されてしまっています。
「本物の爆弾だ」
「まさか本気!?」
クラスがざわめき、ドアを開けて逃げようとするもののドアが細工されていて開きません。
クラスメートが芹沢を殴ろうとすると、
芹沢「死にたいなら好きにして」
芹沢「私がこの手を離したら、この爆弾は爆発するわ」
芹沢「私の言うことを聞かないと…」
芹沢「みんなふっ飛ぶわよ」
芹沢は黒板にQRコードを貼り、あるサイトにアクセスさせます。
そこには「いじめ裁判」というサイトがありクラスメート全員の写真がのっています。
そして芹沢は全員に、
芹沢「その中から10人私をいじめたと思う人、間接的にでもいじめに加担したと思う人の名前にチェックを入れて」
芹沢「制限時間は10分」
芹沢「1票でも入った人は…」
芹沢「居残り決定よ」
結果…居残りは30名中19名、11名はこの教室から脱出することが出来ました。
更に芹沢は二人でペアを組ませます。そしてお互いの秘密を暴露させるのです。
そして負けるたびに服を脱いでいき、裸になってしまった方が敗れるというゲームを行うのです。
さらにこのクラスの中をスマホでネット中継させます。
次々にゲームで裸になっていくクラスメートたち…
そんな中、警察が学校に到着します。
「…ガガ…芹沢睦美さん、聞こえていますか?」
外から声が聞こえてきます。芹沢はカーテンを開けて外をのぞくと、そこには警察が大勢いたのです。
芹沢はカメラを撮影していた男を呼ぶと、解放してやるといいます。
ドアを開けて逃がしてやると一目散に走っていきます。
しかし男のポケットにはピンを抜いた爆弾が入れられていたのです。
そして数秒後…
ドン
激しい音と共にその男は粉々にちぎれて吹っ飛んでしまいます。
その光景を見ながら、芹沢はこの事件を起こすきっかけを思い出します。
それはある人物に話しかけられたことでした…
「城岩中学の爆弾テロ事件知ってますよね?」
「私あの事件の生存者なんです、イジメは許せないですよね」
「復讐しましょう、あなたをいじめた奴らに」
「一緒にクズどもを片付けましょう」
ある人物にそう言われたのでした…
まとめ



教室自爆クラブですが、かなりハードな内容になっていますね。
爆発テロといじめを組み合わせた作品で、いじめられた子供がイジメていた奴やただ見ていたクラスメートに復讐をするというストーリーです。
爆発テロという危険なテーマで賛否両論ありそうな作品ですが、読んでみるとかなり面白いです。
イスラム国とかちょっと前なら絶対問題になってたろうな~と思わせられる内容で、自爆という最終手段でイジメていた側に懺悔と復讐と後悔を与えるんですね。
しかもスカッとする復讐というよりは、何だか気が重くなる復讐ばかりで、読後感はちょっと気が滅入る人も多いかもしれませんね。
絵もグロイシーンが多くて、拓己がクラスメートの彩夏を抱き上げたシーンはなかなかでした…
一見何ともないように見えていたのに、視点が変わると彩夏の身体は上半身だけで、拓己の足には腸がのっかっているのです。
身体が飛び散り、本当にグチャグチャでグロイんですね。
グロイ漫画が苦手な方はおすすめできませんので、絶対に読まないように!危険です!
拓己たちと芹沢たち、二つのストーリーが同時進行していく形になっていて、頭がごっちゃになるかなと思ったのですが、意外とすっきりしていてスムーズに読むことが出来ました。
原作は「アオイセイ」先生、作画は「アナジロ」先生ですが、ストーリー展開も上手なんですね。
しかし犯人はいったい誰なんでしょうか?まだ全く分かりません…
でも一つ思ったのは担任の谷村と不倫関係だった永田が怪しいかと!永田が犯人だったとすると、そこから中越の情報を谷村に伝えていたんじゃないかな~と推測しました。
担任の谷村が席替えをしなかったのは、永田がそう谷村に言っていたからだと考えると、つじつまが合うんですよね。
でもそれじゃあストレートすぎると思うので、別の犯人もいるのかもしれませんが…
犯人はいったいだれなのでしょう?2巻が本当に気になってしまいますね。
教室自爆クラブはグロイ漫画好きな人におすすめですが、苦手な人には絶対におすすめできません。
グロイ漫画に耐性のある方のみ、チェックしてみてくださいね!
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